ならめがねとは

「ユルい・まったり・懐かしい」をコンセプトに、ココロほどける優しい奈良を紹介する季刊誌です。
書名には、「奈良がよく見えるツール」という意味をこめました。

奈良が持っている付加価値の中でも、特に都会生活者が希求する「ほっとする懐かしさ」や「古き良き和の心」にフォーカスし、
辛口の地元スタッフが心底ホレこんだハイポテンシャルな観光ネタを、
気配のある写真と、書き手の思いが詰まった文章で紹介します。

創刊にあたって

奈良は、ゆかしさに満ちています。

はるか古代の記憶をしるす名所旧跡。
人々が祈りを託してきた神社仏閣。
職人の手仕事を守り継ぐ伝統工芸。
四季の移ろいを愛おしむ、和の暮らし。

歴史が地層のように積み重なる1300年の古都では、
時間の流れさえも大河のようにゆったりです。
この心地いいユルさが漂う町のどこかに、
現代人の探しものはこっそり隠れています。

それを自分の足で見つけたい。
クリックしただけでは出会えない手ざわりを確かめたい。
観光や食、歴史、文化といった、
奈良の深みに息づく「和」のストーリーに耳を澄まし、
古き良き日本の優しい心映えにくるまれたい――。

「ならめがね」は、そんなノスタルジーを胸に秘めた大人たちの、
ナチュラルでやわらかな感性と探求心に応えます。

媒体仕様

・発行 季刊
2015年9月10日創刊
・判型 A4変形大判(天地297㎜×左右225㎜)無線綴じ
・基本ページ 100ページ(オールカラー)
・定価 本体1000円+税
・編集人 松原雄一(合同会社EditZ 代表)